株式会社MareSpera

各所での情報漏洩、ランサムウェア攻撃について考えること

コラム
2026/10/20

先日のタイムズカーの件から様々なところで攻撃をうけ、報告がなされています。
ただ、大手だからこそ報道されているだけであり、中企業くらいの規模感だとやられていることにすら
気づいていないというのもあります。

彼らは所謂力業で突破しているわけではないということを知ってほしいと思います。
当然セキュリティ対策はされているわけですからそんな時間のかかる仕事はコストパフォーマンス的にも
やりたくないわけです。(ゼロというわけではないですが、リスクと時間を考えればあまりやらない手法)

ではどこから情報取得しているのでしょうか。
ほぼほぼ社員のアカウント情報を取っているというのが多いかと思います。
以前の記事でも私の名前を語りLINEに誘導するものが多くあり、大企業ならより多いと思います。
LINEに誘導したのちに緊急とか言って情報を聞き出すという流れだと思います。

今までは迷惑メールと言えば個人に銀行や証券、ECサイト運送会社などを語り情報をとってクレカ不正利用や情報抜き取りが
多かったように思えますが、ここ1年2年くらいで会社に迷惑メールが届くことが多くなりました。
これは企業を狙った方が効率がよく、お金を稼げるからということかと思われます。

人に対しての攻撃なので、システムでいくら防御しても正規の手段で入られてしまえば何も動作しません。
もちろん中で改ざんされればわかるとは思いますが、その時点で侵入されているわけですから手遅れです。

入られてからの対応は限られており、よほどスキルがある方が管理者でその場で動けるとかではないと
対処不可能ではないでしょうか。
そのために別の場所にバックアップとかは必要かと思いますが、あくまでもやられたときの復旧処理です。
先日もクラウドサービスを提供している企業が攻撃され、多くの企業に影響を与えた事件もありました。
これは外に出すことによりプロがきちんと対応してくれるという前提のもと依頼されていますから、
プロでもやられるとなると信用がガタ落ちになります。
今後かなり厳しい状況になるのは間違いないかなと思われます。


さて、人に対しての攻撃は昔からあります。
これはどんなに技術が進歩しても変わらないもので、そして変わらない弱点です。
特にシステムに詳しくない方が連絡きたら信じてしまうということもありえます。
ただ、会社としていくら教育するとはいえ、限界があるため、完全に防ぐ手立てはありません。

会社だけではなく経営者、社員共々一人一人が気を付ける以外ありません。
正規の連絡からきているのか、変なアプリを入れていないか、情報を入力するときは慎重にするとか
人の脆弱性はシステムでは防げません。
なので、様々な詐欺手法があり、手を変え品を変えやってくるので、情報を知っておくのが一番です。

もちろん中にはシステム的に脆弱性があってそこを突かれたというパターンもなくはないと思いますが、
ここ最近の攻撃は人狙いであると考えております。

ご自身も他人事と思わず、仕事もプライベートもそういうことがありうる。騙す奴はいるという意識で
日々過ごしていただければ、被害は減るのではないでしょうか。
0にすることは難しいですが、少しでも被害が減るようにコラムを書いていければと思います。

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